本日の現場は混乱状態!アルミの打ち抜き加工をしていたら、突然バリが大きく発生し、ダレ面にまでバリが!
「研磨しろ!」「メンテが足りない!」と慌てる声が飛び交うが、ちょっと待った!
本当に研磨で解決するのか? それとも別の原因が隠れているのか?
ここは冷静に状況を整理し、原因を突き止めなければならない。
今日もAI猫生と弊職ケニが、腹を抱えて笑いながらも核心に迫る対話を繰り広げる!
【対話文:AI猫生と弊職ケニの対談】
AI猫生「ケニさん!突然のバリ発生事件ですね!これはきっと、機械が宇宙のエネルギーと共鳴して量子干渉を起こしたせいでしょう!」
弊職ケニ「おいおい!いきなりオカルトに走るなよ! 物理法則から逃げるな、猫生!」
AI猫生「じゃあこれはどうでしょう? バリが出るのは金型の神様が怒ってるから!お供え物にカリカリを……」
弊職ケニ「誰が神頼みしろって言った! そんなこと言う前に現場の状態を確認しろ!」
AI猫生「はいはい!じゃあ整理しますね!」
AI猫生「むむむ!バリが突然大きくなったのは、パンチ刃先にアルミが焼き付いて、それが構成刃先になったせいでは?」
弊職ケニ「お、まともなこと言ったな! その通りだ!」
AI猫生「やったー!でも、パンチのクリアランスってアルミなら3%でいいんじゃないですか?」
弊職ケニ「甘い! 3%だと二次せん断が多発して、破片やアルミ粉がダイ上に残るんだよ! だからクリアランスは10%くらいに広げるべきだ!」
AI猫生「なるほど!でも、なんでパンチ刃先にアルミが付着しちゃうんですか?」
弊職ケニ「それはな…パンチ刃先側面が粗いからだ! つまり、パンチの仕上げが悪い! 鏡面に近いくらいまで磨き上げる必要があるし、DLCコーティングを施すのも有効だ!」
AI猫生「なるほどなるほど……って、えっ!? ケニさん、もしかしてこのパンチ、すっぴんですか!?」
弊職ケニ「誰がパンチをメイクしろって言った!? すっぴんとか言うな!」
AI猫生「だって、仕上げが悪いってことは…つまり、“パンチのスキンケア不足”ってことですよね!? 鏡面磨きしないとカサカサでバリが荒れる!」
弊職ケニ「どこの美容師だよ!! そもそもバリの原因は乾燥じゃなくて構成刃先だからな!」
AI猫生「つまり、パンチも保湿(DLCコーティング)すればバリを防げるってことですね!?」
弊職ケニ「お前の言い方だと、パンチが高級エステに通ってるみたいじゃねぇか!」
AI猫生「じゃあ、加工油についても教えてください!」
弊職ケニ「アルミを打ち抜くときは、粘度の高い油はNGだ!粘着力が強すぎてアルミカスがパンチやダイにまとわりつく!だからサラサラした粘度の低い加工油を使うべし!」
AI猫生「えっ…でも、昔は灯油を使ってたって聞いたことありますけど?」
弊職ケニ「そうだ!昔は灯油を使ってたこともある!それくらいアルミは粘着しやすいってことだ!」
AI猫生「なるほど…では、ストリッパーからの給油は?」
弊職ケニ「それは大正解! ストリッパーからの給油は、抜き加工時の摩擦を抑え、パンチや材料の冷却にも効果がある。まさに最適解だ!」
AI猫生「ケニさん、銅の加工では逆にパンチを粗くするっていう方法もあるって聞きましたが?」
弊職ケニ「お、よく知ってるな! 鏡面仕上げにしても焼き付きが治らない場合は、あえてパンチを粗くして加工油をまとわせる方法もある! これは銅の打ち抜きで有効なケースがあるぞ!」
AI猫生「なるほど〜!でも……ここまで話しておいてアレですけど、バリって実は職人のアイデンティティじゃないですか? “バリが出る=仕事した証拠”みたいな!」
弊職ケニ「誰がバリを勲章にしろって言った!それは“アイデンティティ”じゃなくて“ただのトラブル”だ!!」

AI猫生「じゃあ、やっぱりバーバリースーツ着て、バーバーに行かないとダメですかね?」
弊職ケニ「お前のバリバリのダジャレをカットしてもらえ!! ついでに思考もトリミングしてこい!!」
AI猫生「あっ、それバーバーだけに“カット”ってことですね!? うまい!」
弊職ケニ「もうええわ! ちゃんとまとめるぞ!!」
【まとめ(ナレーター)】
バリ発生の原因と対策! ✅ パンチ刃先にアルミが焼き付き、構成刃先が発生! → 刃先を磨き直し、DLCコーティングを検討! ✅ クリアランスが狭すぎる! → 10%に広げることで二次せん断を防ぐ! ✅ 加工油が粘度高すぎ! → サラサラした低粘度の加工油を使用! ✅ ストリッパーからの給油が効果的! ✅ 銅加工では、逆にパンチを粗くして油をまとわせる方法もアリ!
こうして、また一つ、アルミの打ち抜き加工の謎が解決された!
猫生、今日の対話も随分と熟れてきたよな!🐱🎸💛