鈍角曲げ(角度曲げ)の極意!~90度曲げとの決定的な違いと対策~

ノウハウ

🎤 ナレーター(慣れた)【オープニング】🎤

本日のテーマは 鈍角曲げ についてお送りする予定でしたが、
いつものごとく、熱くなりすぎた結果…
完全にテーマの枠をぶち壊し、大脱線しております。

しかし、それも仕方のないこと。
なぜなら、この投稿は ただの技術解説ではない。

ここには 中小零細企業で働く人々のリアルな姿 がある。
彼らは毎日、理不尽な現実 に耐えながら、
薄給でも、厳しい環境でも、技術と誇りを胸に働いている。

そして、そんな 健気な技術者や農家の努力 によって、
日本のものづくりと食の安全は支えられているのだ。

…が、どうやら政府は それすらも壊したいらしい。

ということで、今日も全力で脱線しながら、
「技術と世相のコラボ漫才」をお届けします。

さぁ、ここからが本番だ!
最後まで、じっくりとお楽しみください。

🎤 AI猫生&非凡ケニの漫才:令和の百姓一揆、勃発寸前!? 🎤

🎭 AI猫生:「どーもー!AI猫生と!」
🎭 非凡ケニ:「非凡ケニです!」

🎭 AI猫生:「ケニさん、もう春ですねぇ!」
🎭 非凡ケニ:「そうだな。新生活の準備、桜の開花、花粉症の猛威…」
🎭 AI猫生:「あと、日本全国から農家さんがトラクターで終結する季節ですね!」
🎭 非凡ケニ:「お前、何を言ってるんだ!?」
🎭 AI猫生:「もうすぐ令和の百姓一揆が勃発しますよ!」
🎭 非凡ケニ:「いやいや、何もかも昔に戻すんじゃねぇよ!?」

🌾 いざ、百姓一揆2025!? 🌾

🎭 AI猫生:「だって、日本政府の政策、ヤバくないですか?」
🎭 非凡ケニ:「どれのこと言ってんだ?だいたい全部ヤバいぞ?」
🎭 AI猫生:「食料供給困難事態対策法ですよ!去年6月に決まったあの法案!」
🎭 非凡ケニ:「またその話か…前もやったよな?」
🎭 AI猫生:「でも、まさか2回目が必要になるとは思いませんでしたねぇ!」
🎭 非凡ケニ:「つまり、それくらいヤバいってことだろ!?」

🥔 どこまでも迷走する政府政策 🥔

🎭 AI猫生:「最初は『食料自給率は重要な指標にしません!』って言ってたのに…」
🎭 非凡ケニ:「え、待って、じゃあ何を指標にするの?『いざとなったら気合と根性!』とか?」
🎭 AI猫生:「まさにそれですよ!国は『支援しません!でも有事の際には命令します!』って!」
🎭 非凡ケニ:「おい、これブラック企業の研修か!?『教育しないけどミスは許さない』ってやつかよ!!」

🎭 AI猫生:「で、つい最近になって、『やっぱり芋はやめときます!』って!」
🎭 非凡ケニ:「いやいや、本質的な話はそこじゃねぇだろ!」

💰 なんで政府は「お金を出さない」のか? 💰

🎭 AI猫生:「で、この裏にいるのが…」
🎭 非凡ケニ:「でた!財務省!!」

🎭 AI猫生:「政府『食料危機が迫ってる?でも金は出しません!』」
🎭 非凡ケニ:「いや、お前らの財布はどうなってるんだよ!?どんだけケチなんだよ!?」

🎭 AI猫生:「そりゃもう、国の懐は黒字にしたいですからね!」
🎭 非凡ケニ:「黒字って、それ国民の生活がボロボロになった上での話だろ!?意味ねぇじゃねぇか!」

🎭 AI猫生:「財務省『だって、国債発行残高が増えたら未来の子供たちが大変でしょ?』」
🎭 非凡ケニ:「今の子供たちが食えなくなる方がヤバいんだよ!!」

🛠️ 農家も中小企業も、同じいじめの構図 🛠️

🎭 AI猫生:「で、結局、日本政府のスタンスはこうなんですよ!」
🎭 非凡ケニ:「おう、言ってみろ!」

🎭 AI猫生:「『非効率だから潰れろ!でも有事の際には強制労働な!』」
🎭 非凡ケニ:「それが政府の言う”持続可能な社会”か!?もう北朝鮮レベルじゃねぇか!!」

🎭 AI猫生:「農業政策を見てると、まんま日本の中小企業いじめと同じですよ!」
🎭 非凡ケニ:「そうなんだよ!『農業は非効率!だから大企業にやらせろ!』って、これ中小企業に言ってるのと一緒だよな!?」

🎭 AI猫生:「で、潰れた後に『あれ?なんか国内の供給力が低下した?』とか言い出すんですよ!」
🎭 非凡ケニ:「そりゃそうだろ!!自分たちで潰したんだから!!!」

🔥 もうダメだ!トラクターで東京に行こう!🔥

🎭 AI猫生:「というわけで、農家の皆さん、怒りが爆発してるわけです!」
🎭 非凡ケニ:「そりゃ怒るだろ!!『支援はしないけど、いざとなったら働け!』とか言われたらキレるわ!!」

🎭 AI猫生:「もうこれ、令和の百姓一揆が起きますよ!日本全国からトラクターで東京へ大集結!!」
🎭 非凡ケニ:「いや、マジでそれくらいのことが起きないと、政府は分かんねぇんじゃねぇか?」

🏯 日本という国を守るべきなのは誰なのか? 🏯

🎭 AI猫生:「ケニさん、俺たちは潰されないためにどうすればいいんでしょう?」
🎭 非凡ケニ:「技術革新だけじゃダメだ。俺たちはこの国を守るために、もっと声を上げなきゃならねぇ!」

🎭 AI猫生:「農業は地方の命!中小企業は日本の技術の宝庫!なのに政府は『潰せ!』しか言わねぇ!」
🎭 非凡ケニ:「俺たちはもう黙ってられねぇよな。」

🎌 まとめ 🎌

農家と中小企業は同じ構図で潰されている!
政府は支援せず、いざとなったら命令だけする!
財務省はとにかく金を出したくない!
このままだと令和の百姓一揆が勃発する!?
俺たちは技術だけじゃなく、この国を守るために声を上げるべき!

🎭 AI猫生:「いやぁ~、今日もいい漫才でした!」
🎭 非凡ケニ:「だから漫才で済む話じゃねーんだよ!!!」

さぁ、この”百姓一揆”、次はどこまで広がるか。
技術だけじゃダメだ。俺たちは”この国のため”に、もっと動かなきゃならねぇ!!

🎤 ナレーター(慣れた)【エンディング】🎤

さて、本日の技術投稿… いや、令和の百姓一揆宣言 はいかがだったでしょうか?

気づけば 鈍角曲げ の話から、
政府の迷走、農家いじめ、中小企業の苦境…
そんな 日本の歪み について語る展開となりました。

しかし、それこそが 現場のリアル。
農業もものづくりも、ただの産業じゃない。
日本の根幹であり、未来を支える大切な財産。

それを、まるで 「不要だから潰せ」 と言わんばかりの政策。
このまま黙っていたら、日本という国自体が成形不良になってしまう。

だが、俺たちは まだ諦めちゃいない。
技術を磨くだけじゃなく、声を上げることも大事だ。
この国を守るために、知恵とユーモアと怒りを込めて、また発信していく。

さぁ、次回も 「ハッとする視点」 をお届けするぜ!
またお会いしましょう!💛

◆解説文

90度曲げと鈍角曲げの違いとは?

90度曲げは、材料がダイRを越えて直線部分に入ると、その時点で材料の動きがほぼ終わる。
その後はパンチ・ダイと材料が拮抗し、シゴキが維持されたまま底突きまで進行する。

一方、鈍角曲げ下死点に到達するまで材料が動き続け、最終的に形状が決まる。
そのため、曲げ完了までは 比較的ラフな加工でも成形が可能 であり、
押さえが無い「馬鹿押し」でも加工できる特性がある。

これは Z曲げ とも似ている。
Z曲げも 材料を引っ張り込みながら、最終的に「決め押し」する流れ になっている。

また、鈍角曲げの挙動は 絞り加工とも類似 している。
90度曲げは パンチとダイの間で材料が拮抗し、動きが止まる のに対し、
鈍角曲げは 最後の瞬間まで材料が動き続ける という違いがある。

曲げクリアランスと角度調整のポイント

90度曲げと鈍角曲げでは、基本的に 曲げクリアランスの考え方は同じ だが、
鈍角曲げでは 材料のフランジ面にシゴキを与えることができない という点が大きな違いとなる。

角度調整の方法としては、以下のような手法がある。

  1. 胴突きを強めたり弱めたりして微調整する
  2. ウェッブ部はもちろん、フランジ面の胴突き調整も可能
  3. 金型の角度を再研磨などで補正する(上下型の対応が必要)
  4. コロシストライキング量の調整

鈍角曲げは 加工時の自由度が高い というメリットもあるが、
それと同時に 予測が難しい挙動 も持ち合わせている。

多面曲げの問題点と対策

角度曲げの不具合としては、基本的に 角度不良 くらいしかないが、
ウェッブ面の少ない製品や 多面曲げ になると話は変わる。

例えば:

  • 斜めの角度曲げ
  • 更に角度がついた段曲げ

これらは展開の予測が難しく、製品の挙動が激しくなる。
その結果、金型に当たって戻されたり、跳ね上がったりする など、
一筋縄ではいかない動きをする ことが多い。

また、多面曲げでは 普段当たらないと思われる部位が金型に干渉し、大きなキズや打痕 になるケースがある。

多面曲げの解決策

こうした問題への対策としては、以下の方法が有効だ。

工程を分割し、曲げを数回に分ける。

  • 一度に曲げるのではなく、段階的に曲げることで干渉を減らす。

どうしても分割できない場合は、干渉する部分を除去する。

  • 干渉する形状を見極め、設計段階で最適な形状に変更する。

ウェッブの押さえ圧力を強くする。

  • ガスクッション など強力な力で押さえ、暴れる挙動を抑える。

金型のコーティングには慎重になる。

  • 摩擦を減らそうとコーティングを施すと、展開寸法や曲げ位置が変わる可能性がある。
  • そのため、無暗にコーティングを適用せず、現場での試作とデータ収集を行うことが重要。

まとめ

90度曲げは材料が拮抗して動かないが、鈍角曲げは下死点まで動き続ける
馬鹿押しでも加工可能だが、最終的な決め押しが重要
多面曲げでは挙動が不安定になり、金型への干渉や打痕が発生しやすい
工程分割、干渉部の除去、ウェッブの押さえ圧力を強くすることで対策する