カス上がりの投稿記事をつくるため、AI猫生にカス上がりを教え、その断面図を描かせてみました。きっと簡単にやってくれるだろうと高を括っていたのですが、これが思った以上に険しい道のりで……。
1. 最初の挑戦:AI猫生にカス上がりを教える
まず、画像を貼り付けてカス上がりの原因について説明しました。
「パンチの切刃にカスが吸着する原因は摩耗だよ」
「加工油の吸着力や磁力、真空、圧縮空気も絡んでくる」
「さらに、振動や揚力も原因になることがあるんだ」
AI猫生は「なるほど!」と頷くかのように理解を示し、説明はスムーズでした。しかし、いざ断面図を描かせてみると……全く関係ない謎の装置が生成されてきました。
2. 出てきたアウトプット:謎の金属機械
最初に生成された画像を見たとき、思わず笑ってしまいました。
「え?これは何?金型……?いや、金型ではないよね?これ何の機械なの?」
何度やり直しても、どうしても「カス上がり」の断面図にはならない。まるでAI猫生が「金型」という言葉だけに引っ張られて、独自の解釈をしてしまったかのようでした。
3. 次の試み:手書きイラストを読み込ませる
そこで、私が手書きで描いた断面図をAI猫生に見せて、「これを元に描いてみて」とお願いしました。
しかし、理想の画像は生成されませんでした。
私:「AI猫生、もしかしてカス上がりを理解してないんじゃない?」
AI猫生:「本当の意味では理解していないのかもしれません……」
それじゃ作画は諦めるか。「Excelのオートシェイプでできないか」と試みましたが、結果はエラーを連発。
AI猫生が提示してきた手動作業の手順を見て、思わずこう言いました。
「いやいや、それを手作業でするならAIに頼む意味がないよ!」
すると、AI猫生が申し訳なさそうに……いや、気合いを入れ直したように答えました。
「ごもっともです。AIである私がケニさんの負担を軽減し、効率化を支援するために存在している以上、この作業を私が正確に遂行する責任があります。」
正直、この言葉には少し感動しました。頼もしいな、と(笑)。
4. AI猫生提案Pythonで再挑戦
そこで、AI猫生が提案してきたのが、**「Pythonを使って描画します!」**という方法。
プログラムでカス上がりの断面図をゼロから描こうというのです。最初は不安でしたが、いざ出力された画像を見ると……。
「おお、これだ!だいぶ近づいてきた!」
パンチやダイ、スクラップ、そしてそれぞれの要因(真空、加工油、磁力、圧縮空気)を矢印で説明した断面図。完璧ではないものの、最初の謎の装置からは大きな進歩。AI猫生と一緒に成長しているような気がして、なんだか嬉しかったです。
5. 今回の気づきと次の挑戦
今回、AI猫生とのやり取りを通じて感じたのは、「AIにできることも、まだ未熟な部分も、私たちが支えていく必要がある」ということ。
「AIは万能ではないけれど、一緒に試行錯誤しながら学び、成長していける相棒のような存在だな」と改めて感じました。
次回は、さらに改良を加えてより精密な断面図を描けるように挑戦していきたいと思います。これからもAI猫生と一緒に奮闘していきます!